できればいっぱい食べたいです。

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鹿児島旅行@ぢゃんぼ餅前篇『中川家両棒餅家』

こんばんは。

またまたおひさしぶりです。
GWも終わりましたね。
また、お盆まで頑張りましょう✨

そんな、今回は鹿児島旅行第3弾。
鹿児島名物の両棒餅を紹介したいと思います。

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※写真は中川家両棒餅家の両棒餅。

 両棒餅とは、鹿児島県の郷土菓子です。
両棒餅と書いて、ぢゃんぼもちと言います。

お餅に竹串が2本刺さっているので、両棒餅と呼ばれるそうで、

その昔は島津のお殿様へ献上されているほど歴史のある名物です。

この日本の竹串は。武士の魂『刀』を象徴しているそうです。


空港や駅、デパートではあまり扱われていないので、
知らない人もいると多いのではないでしょうか?
私も、調べるまで知りませんでした。

両棒餅のお店は、仙巌園から海沿いの磯街道に多くお店があります。

元々は仙巌園から15キロほど離れた鹿児島市の内谷山の名物だったそう。

島津のお殿様にも献上されていたそうです(*'ω'*)

そして、明治初期に磯庭園、今の仙巌園の庭番をしていた者が近くで両棒餅を作り始め、現在の場所に多くお店が出来たそうです。

 

仙巌園を観光後、磯街道を歩いて両棒餅屋さんへ向かいました。

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海沿いは桜島も望め、かなり良い景色です。

途中、海水浴場の浜辺では綺麗な貝殻や海硝子などが落ちていて

楽しかったです(*'ω'*)子供の頃夢中になって集めたなぁ・・・。

 

歩くこと6分。現れる、ぢゃんぼ餅の看板やのぼり。

調べていたよりもお店の数は多いように思いました。

シーズンも関係ない冬に観光しているという事もあり、人通りはまばら。

 

そして、目当ての両棒餅屋の一つ、『中川家両棒餅(ぢゃんぼもち)家』さんへ。

明治初期創業の老舗両棒餅屋さん。

皇室に献上もしており、寅さんで有名な故渥美清さんも食べたそうです。

サインが飾ってありました(*´ω`*)

昭和ムードのただよう店内はかなりアットホーム。

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微妙な写真しかなかった・・・(;'∀')この引き戸の奥が座敷。

 

お店は広く、手前はテーブル席、奥は座敷。

座敷は冬という事もあり、こたつになっていました(*'ω'*)

メニューは両棒餅12個入(500円)のみ。

迷うことなく注文です。

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待っている間にサービスのお茶を堪能(*'ω'*)

鹿児島はお茶が美味しいのぉ♪

 

そして、登場!両棒餅。

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オリジナルのお皿にのった両棒餅&付け合わせの漬物。

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中川家さんはその日についたお餅を注文を受けてから炙り、

たれにつけて出してくれるので、いつでも出来立ての味(*´ω`*)

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持ち上げると、たれもお餅もとろーり(*´ω`*)

たれは見た目完全にみたらしですが、特製味噌とザラメと葛で出来てるそうです。

確かにお味噌の香りがふんわりとしました(*'ω'*)嘘じゃないよ。

味噌を使っているのは中川家さんだけらしいです。

 

<感想>

これはかなり美味しいです!

お餅の外側は焼き立てで香ばしく、中はとろとろ。

絡みつくたれは甘味が強いのですが、味噌を使っているせいか優しい(*'ω'*)

優しい甘辛ですごく美味しいです。

付け合わせの漬物の塩味で甘いしょっぱいの無限ループ。

一口で食べられる事もあり、あれよあれよとお皿はからっぽ。

想像以上に美味しいです。餅好きは絶対食べてほしい。

 

個人的には、中川家さんの両棒餅が一番好きです(`・ω・´)

 

中川家両棒餅(ぢゃんぼ餅)家』

営業時間:10:00~18:00(7・8月は~19:00)

TEL:099-247-5711

定休日:不定休

住所:鹿児島県鹿児島市吉野町磯9673

 

次回は後編。平田屋さんです(*´ω`*)